洗濯沢出合　中峰　孫左衛門沢経由

2023.09.24

2023.9.16～9.18

初日、赤谷林道をミニバイクでショートカットし、登山道を湯ノ平温泉まで進む。　温泉にてYさんに持参したウイスキーを渡し、おおいんの尾根を中峰まで、６時間程ある雨の中アルバイトし幕営地点のコンクリの上に到達する。

途中、北股方面より降りてきた、男女のパーティーとすれ違う。　三泊四日で、飯豊川本流を詰めたという。　昨夜は梅花皮小屋に泊まって降りてきたとの事。　装備のことについて尋ねると、ザック重量１２キロで出発したとの事、　主に生米を食べていたという。　大いに参考になった。　ありがとう喜多方の方。

中峰テン場は、ボサに覆われており、展望は良くないが、水場もあり、夜中に星を眺めることができる良いテン場であった。

翌日、孫左衛門沢（右又）を下降、最後に左又との合流地点にて大滝があったが、右岸藪を巻いて本流におりた。下降時間二時間四十分

飯豊川本流は、ぬめっており、水位も低く一時間弱で目的の洗濯沢出合の河原についた。　河原にて、洗濯沢出合付近左岸の湧水を汲み、昨日すれ違った、パーティーの整地された幕営地を拝借しタープを設営し早速昼寝するが、９月中旬だというのに気温は、３０度はゆうにこえている模様。

河原で水浴びしたり、近くを散策し時間を過ごす。　本流方面を除くと左にカーブしたあたりに、水が湧き出て、赤茶けた湯花がある場所がみえた。　近寄って確認してみると、温度は低いが、飲んでみると冷泉の味がした。　川で冷やした、日本酒を飲みながら、ラーメンを食べたり、水浴びをしていると、薄暗くなってきたので、焚火を始める。　日本酒がなくなり、昨日の残りのウイスキーを流し込むと、ちょうどいい時間になったので就寝した。　夜中に何度か目覚め空を見上げると素晴らしい星空がみえた。　ここまで来た甲斐があった。

翌日５時半に起き、６時半出発、本流下降５０分、孫左衛門沢右又を遡行。　２時間半ほどであっけなく中峰水場の下降開始地点までついてしまった。

中峰のテン場で早めの昼食をとり、下山開始。　湯の平温泉まで、３時間半程でついた。　大休憩し、湯の平登山道を加治川ダムまですすむ。　バイクに乗って加治川治水ダムまで戻り、帰路に着いた。

帰り道に新発田のガストにて消耗した分のエネルギーを、ガストハンバーグチキン南蛮、ごはん大盛に山盛りポテトフライ、締めのブドウパフェの一番大きいの、計２２００円を頂き、満足して帰宅した。