弥平四郎冬季分校跡に車を置き歩き出す。 分校裏の橋を渡り、尾根に斜めに取り付く。途中何箇所か、鉈目を見にする。 949峰まで高度を上げる。ここまで休憩込みで3時間程。
峰から、2時間程か、代塚山山頂に着く。
テントを張り、軽く菓子を食べ、雪を溶かし水を4リットル程作り、昼寝し起きると薄暗くなっていた。
パスタにイワシの缶詰を乗せたスープスパゲティを水分補給を兼ねて、作り食べ、珍しく持参した、黒霧島を飲み、横になったり、起きたり、友人にメッセージを送ったりしているうちに、寝入ってしまった。
朝、遅めに起床しイワシの缶詰とパスタ、プロテインバーで朝食にし、インスタントコーヒーを飲み、高度を下げる。
949峰にて、地図上の西会津町と山都町が交わる稜線へ下る。この稜線は、半世紀程前に存在した宮古口と言われていた、宮古集落より、鳥屋森山を抜け、稲荷峠より続く壮大な飯豊神社参拝道である。
稲荷峠まで、やせ細った雑木の稜線が続く、大木は稀にある程で、全く木が手入れされていない。木が育たない環境である。 雪が溶け、地面が見える場所では、踏み跡が残っているのが見受けられる。鉈目よりは、熊の爪痕や、鹿に齧られた、木が目立つ寂しい稜線であった。
稲荷峠より、809地点から609地点へ下る直前に真新しい、テレビ電波を中継する電柱にソーラーパネルが付属した物体を発見した。 609地点より下り弥平四郎集落入口に降り立ち車に戻った。
帰りは、いつも通り、さかや食堂にて煮込みカツ丼をたべ、ロータスインにてサウナに入り帰宅した。
おまけ 弥平集落の民家前にあった、朽ち果てそうな子供の遊具