12月の中旬は19日まで、コロナに感染して、10日ほど療養していた。
ガッツリ体力がおち、積み立てたトレーニングは、台無しになってしまった。
回復後も、喉の調子が悪く呼吸し辛い症状が続いていた。
今年の飯豊は諦めようかと思っていたが、28日の夜から弥平四郎入。
朝、車内で朝食をとりパブロンを飲み誤魔化して林道を歩き出す。
膝下ラッセルが続き、登山口についたのが11時、3時間半も掛かってしまった。
ここから、適当な斜面をラッセルして1088m地点の幕営地点まで這い上がる。 15時、厳しいラッセルの末、辿り着いた。 整地しテントを張り、ココアを飲んで寝袋に包まって休む。
頂上まで行く気力は無くなっていた。
翌朝7時スタート、上ノ越までの厳しいラッセルを2時間ほど、そこから巻岩山についたのが12時半、さらに疣岩山13時半、小屋の手前の雪壁に誰かの立てた旗がなびいていた、小屋に誰かいると分かって登頂意欲が出てきた。
三国小屋15時、単独とグループで5人中にいた。 毎年来ている人たちだ。
皆で相談した結果、明日しか好天はないと判断し、朝6時に、空荷で三国小屋から本山日帰りアッタクすることになった。
雪は、割としまっており昨夜も降雪はほとんど無く、切合小屋まで一時間で着いてしまった。
小屋で休憩し草履塚と御秘所の間で強風に何度も転倒したが、御秘所を先行者のトレースを頼りになんなく突破し、山頂に着いたのが10時44分 6人全員登頂
三国小屋で大晦日を過ごし、元旦に松の木尾根を下山し帰路についた。