湯の平温泉脇のガレ場より、旧登拝路があったであろう、飯豊川右岸沿いに蓬沢、福取沢を横目に黒沢まで行ってきた。
基本やぶ漕ぎでたまにブナ林を歩けるようになっていて、ほぼ踏み後はない険しき巻き道が続く。
厳しい藪を漕ぎやっとのことで黒沢が見える場所まで来た。
曇ったり、晴れたりしており、気温もさほど高くないが、一リットルの水がなくなったので、残雪を溶かしたり、右岸の枝沢の水を汲んだりして渇きを癒した。
湯の平山荘まで帰ってくると、いつものメンバーがいつものようにすごしていた。
酔って寝ているものや、外の炊事場跡地で飲んで歌っている者もいた。
皆、思い思いに過ごしている。 これがいつもの湯の平、心地がよい。
飯をくって横になりながら誰かの歌を聴きながら寝た。