おおいんの尾根

6月4、5日

赤谷林道を5時20分、モンキーでスタート 登山道2時間、湯の平山荘に着く。

湯の平

 石碑に例のお礼のビールが置いてあったが、そんままおおいんの尾根に取り付く。 一時間ほどで鳥居峰

鳥居峰辺りより北股岳

ながいが、大パノラマの尾根が緩やかに北股岳まで続く。

おおいんの尾根

途中滝見場近くになるとの下の方からものすごい滝の音が聞こえてくる。 はるか下を覗くと不動滝だ。

おおんの尾根は廃道ではあるがまだ、標識が残っている場所もある。

途中、中峰の雨量観測小屋辺りで雪が出てくるそこから、三時間ほどで北股岳につく

梅花皮小屋まで下る。

山荘より、ここまで9時間ほど、途中の雪渓で何度か迷ったがなんとか小屋までたどり着いた。 今年は雪が多く残っている。

小屋前で何人かと出会う。 かなり疲れた顔をしていますね、どこから登ってきたんですかと尋ねられる。

おおいんの尾根と答え会釈をして水場で水を汲み小屋に入る。 

小屋内には全部で10人ほどの宿泊客

装備を見るに、石ころび沢から上がってきたのだろう。 パスタとコーヒーで腹を満たし横になる。 一時間ほど経ったとき、女の声で外がすごい、外がすごいと言っているのが聞こえて外にでると、雲海が広がっていた。

雲海

宿泊者ほぼ全員が外に出て、雲海を眺めていたら日が暮れた。

翌朝5時には目が覚める。 朝食をとり北股岳へ登り小屋を振り返るとまたすごい光景が

北股岳

山頂より下り始める頃、太陽が差してきた。 湯の平までの尾根が美しい。

湯の平まで急下降、鳥居峰からのハシゴがすごかった。

おおいんの尾根 ハシゴ

湯の平にて温泉に入りメシを食いゆっくり帰路についた。

体のすべての筋力を使った、厳しい山行であった。